慣れが生む油断と過信
今日は、ありがちなデリヘル経営の落とし穴について書きたいと思います。
オーナーさん、受付の方が陥る落とし穴は開業後3ヶ月が過ぎた頃に訪れます。
デリヘルを開業し3ヶ月くらいが過ぎると、電話の受け答えも自分なりの形が出来、スムーズに案内できるようになります。
しかし、売り上げのグラフはこの時期に必ず一度落ちます。
なぜでしょうか?
そうです。
慣れです。
慣れてくると自分は案内が上手いと勘違いして雑になってくるからです。
デリヘルの開業当初は、ハッキリ言って会員様もいないし認知もされていないので電話はあまり鳴りません。
そのため、マニュアル通りながらも電話一本の大事さを噛み締めながら一生懸命案内をします。
つたないながらもその一生懸命さがお客様伝わり、初めて案内できたときの喜びは皆味わったはずです。
しかし、これが慣れてくるとそこそこ案内も出来るようになるのでオーナー様自信の中で誤解というか勘違いが起こり始めます。
自分は上手いと・・・・。
そうなると開業当初にあった一生懸命さというか丁寧さが抜け、変に流れ作業的になり始めます。
また、初めはこまめにやっていたSNSや写真の更新頻度、女性の紹介文などもおざなりになってきます。
これの怖いところは、自分では気付かないというところです。
そのため、売り上げが落ちはじめると、
広告が悪いのかな・・・とか、
HPかな・・・とか考え始めます。
そりゃそうです。自分では気付いてないのですから。
そこで、打たなくても良い広告に手を出し始めます。
しかし、それでも売り上げは上がりません。
当然ですよね。
問題の本質は違うのですから。
しかし、コレに気付かずに無駄打ちを繰り返し、代理店に食い物にされるお店が非常に多いです。
自分では気付かないうちに自ら悪循環を招いているというのが大半です。
慣れとは一番怖いで、こういうことはこの業界に限らずあると思います。
元々人間は自分が正しいと思っている考えを否定されたくないという心理があります
そのため、自分にとって都合のいい情報・自分の考えを肯定する意見しか耳に入らなくなってしまうことが多々あります。
これを心理学で言うところの
確証バイアスといいます。
簡単に言うと「思い込み」です。
身近な例で言うと
1、血液型での性格の違い
→A型だから几帳面・・・など
2、欲しい車があったときに、その車の情報しか見なくなったり、その車のいい情報は聞き入れるが、悪い評判は「まぁそんな人もいるだろう」と思う。その割りに競合車の悪い情報はすんなり受け入れてしまう。
3、行列が出来ているラーメン屋はおいしいに違いない
などなど・・・何気ない考えですが近くに相談者がいない経営者は特に陥りやすくなります
デリヘル店に当てはめると・・・
1、電話が鳴らないのは広告のせいだ
→出稿先から上手く誘導させる掲載してますか?
2、HPが悪いんじゃないか
→写真や女性の紹介文はきちんとお客様が想像出来るようにされていますか?
→女性ブログ、店長ブログは更新してますか?
3、割引をもっとしよう
→安いからお客様が来る時代はもう終わってます。
→2度目は無いフリーよりもリピーターを増やすために動きましょう
特にHPしか情報を得る場所がないデリヘルの場合、ブログというのはどういった店長なのか、どういった女の子なのかを一番いい距離感で伝えられるツールです。初めて利用するデリヘルの場合、お客様はどんなお店なのかな・・・など不安を持って問い合わせを入れてきます。
その時に、前もって店長のことや、気になっている女の子のことがブログで情報を入手できていれば親近感を事前に与えることも出来るからです。
先にも書きましたが、そもそも問題の本質と違う箇所をいじっても何も変わりません
この状態になるともはや末期状態です
こういった問題の原因としては、
信頼できる相談者が近くにいない
ということに尽きます。
相談できる人が代理店の営業マンしかいないため
【言われるがまま】&【そういうんもんかなぁ】
とボンヤリ解決した気になってしまうということが原因といえます。
もし、相談できる相手がいれば早い段階で気付いて修正することが可能です。
そんな相談相手に弊社を使ってくれれば幸いです。
たまにはガツンとストレートに意見します
たまには全否定することもあると思います
ただ、何年か後にあの時言ってもらってよかったと思っていただければ嬉しいです。