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他店と違うところはどこ?

最近は同業他社の閉鎖による急遽乗り換えや、新年に向けて既存店の系列オープンラッシュが重なり昼なのか夜なのか時間の感覚がズレ切っている日々ですがようやくホッと一息。

さて、最近色んな風俗店のサイトを見ていてつくづく思うことがあります。

それは

何の店かわからない

ということです。

 

今や風俗業界には様々なジャンルがあります

一般店・エステ・人妻・M性感・学園もの・コスプレ系・フェチ・SMなどのジャンルで、さらにそこから深ぼっていくモノも挙げたらキリがありませんが、そんな中で結局ウリにしていることは何なのか、他店と違うところは何処なのか。

結構細かくホームページ内を見ないとわからないというお店が非常に多いです。

 

正直言って、複数候補から絞り込んでいる段階のお客様はそこまで細かくサイト内を見ていません。

 

さらに・・・

在籍している女性についても

で、結局どんな子?

ということが多々あります。

 

前にも書きましたが、風俗店のサイトでの見せ方はテレビショッピングや通信販売と共通していることが多いです。

どちらも実際に商品を手に取ることなく購入をしますよね。

言い方は悪いですが、風俗店にとって女の子は商品です。

ただ、その商品を売れるように(電話が鳴るように)仕掛けるのは、サイトであり、広告であり、お店の経営手腕に掛かっています。

 

よくあるような、名前・サイズ・性感帯などのプロフィール・よく見る様な主観的で当たり障りのないコメント・・・

これではお客様は女の子に対してイメージが出来ません。

 

それを補う役割が写メ日記やSNSですが、これも出勤のお知らせとお礼投稿で溢れいくら投稿回数を増やしたところで意味のない使用をしているお店が多いです。

写メ日記やSNS活用法の勘違いについては長くなるので後日書きたいと思いますが、なぜ人気コンテンツなのか、お客様は何を期待して写メ日記やSNSを見るのかを考えれば答えは出ると思います。

 

ホームページにおける3秒ルール

そもそも人間がアクションを起こす際には

  1. 注意
  2. 興味
  3. 欲求
  4. 記憶
  5. 行動

が必要です。

ほとんどの人は無意識にそれを行っております。

 

多くの人はページを開いた瞬間から凡そ3秒から5秒くらいで第一印象を判断します。

その間に注意を引けるか、興味を持ってもらえるか、が勝負になります。

 

逆に言えば3秒以内にどういうコンセプトのお店なのかを伝える事が出来ないと、よほど目を引く様な女性がいなければそのサイトは閉じて別のお店のサイトへ移ってしまうでしょう。

 

そりゃそうですよね?

他に山ほど風俗店があるのでどこで遊ぼうか考えている時に初見でサイト内を隅々まで見る人はいません。

細かく見る時は遊ぶことを決める時です。

 

要するにサイトを開いて3秒以内、長くても5秒以内には注意を惹き、興味を持ってもらうところまで完結する必要があります。

 

そして、次に欲求をそそらせることが出来るかということになります。

ここで言う欲求とは、プレイしたいと思わすことではなく、例えば在籍一覧ページからその子のプロフィールを見たいと思わせられるかということです。

 

風俗サイトにおいてメインページ以外でアクセスが多いページは、

  1. 女性一覧
  2. 出勤情報
  3. 料金ページ

です。

 

多くの人はメインページで第一印象を判断し在籍一覧や出勤情報・料金システムに遷移します。

そしてその後に女の子のプロフィールという流れになります。

逆説的に行くと

メインページでこのお店は違うと判断されたら・・・

プロフィールを見たいと思わせる女性がいなかったら・・・

当然電話は鳴りませんよね

 

では、どうするか・・・

簡単な話、逆をすればいいんです。。

メインページ、特にファーストビュー内でしっかりコンセプトを解りやすく打ち出す

プロフィールを見たいと思わせる

と、

言うのは簡単ですが、行うことは難しいです。

 

なぜなら、

ここが風俗店だけではなくECサイトなど全ての集客サイトでは重要なところであり、上記のことに気付くと何だそんな事かと思いながらも、やってる気になっているだけで実はその他大勢のお店の一つになってしまっているという現実があります。

ただ綺麗なデザイン

ただ綺麗な写真

これだけで電話が鳴るほど今の風俗経営は甘くありません

更に、最近はお客様もあまり新規開拓しなくなり、どこも新規客の獲得は難しくなりつつあります。

冒険して失敗するかもしれないリスクを冒すなら、いつものお店という方が多くなっています。

 

勝ち組が行っている魅せ方

そんな中、競合他店と差別化し、尚且つ勝ち続けるには魅せ方が必須です

TVショッピングを見て下さい

よく売り手のセリフを聞いていると

「そして」「さらに」「そのうえ」「しかも」

の言葉がほとんど順番通りに出てきます。

これは魔法の接続詞と呼ばれる売るためのテクニックです。

 

大枠のデザインも確かに大事ですが、それ以上に商品である女の子を効果的に引き立たせ、商品が売れるHP、お店のウリ・コンセプトに合ったHP作りが重要です。

 

何より大事なことはわかりやすさです。

細かく書いたって複数の候補からお店選びをしている段階ではそこまでお客様は見ていません。

 

まず伝え、想像させる。

このお店で遊んだらこんな事ができそう。

お得に遊べそう。

安心して利用できそう。

店長さんが良い人そう。

などなど何でも良いです。

 

これだけ多くの風俗店が存在する中で、しかも貴重な新規客の獲得チャンスを逃さないためにとにかく複数候補の中から絞り込んでもらう。

そのための写メ日記やSNSをうまく活用し利用者との距離感を詰められるお店が生き残る絶対条件だと思います。