目的を履き違えてませんか?
一時期よりはだいぶ落ち着いたとはいえ、参入のしやすさを誤解されている方も多いためか新規出店も止まる気配を見せない状況ですが、全体の総店舗数はそれほど増えているわけではないことから分かる通り、同じくらいかそれ以上に閉店もあります。
昨今の異常とも言える広告掲載費の値上がりから、営業マンに言われるままに大型店舗を真似て掲載プランや掲載数に莫大な予算をかけてすぐ資金ショートというのが最早あるある化しつつあります。
大型店と広告予算で勝負しても無駄なので今すぐやめてください。
それより初店がやるべきことはまず信用を得ることからです。
初店の場合は、まだ誰も知らないお店なので利用する側も不安です。
ちょっとの不安要素があればいつものお店でいいやとなるのは明らかです。
1万円以上の商品を買う際に、いつも買っているAmazonや楽天より少し値段が安いからと言ってよく知らないサイトで買い物しないですよね?
では、どうすれば不安要素をなくし1回遊んでみようかなと思わせる事ができるのか。
今日はちょっとしたヒントを書きたいと思います。
プロとアマチュアの違い
これを紐解いていくと、潰れる風俗店と伸びる風俗店ということにも共通することが非常に多いと感じました。
有名マジシャンの言葉を借りれば、
「アマは自分の満足にこだわり、プロはお客様の満足にこだわる」
という言葉があります。
プロはお客様をどうやって驚かせようか、感動させようかということを優先させます。
失敗して場を白けさせないように毎日毎日練習を重ね、演出に知恵を絞ります。
しかしアマチュアはお客のニーズや見る人の目線を無視しても斬新な仕掛けにこだわるそうです。
もちろんニーズにそもそも合ってないのでお客様も白けてしまいます。
なぜならアマチュアはお客様を喜ばせるより、まず自分が楽しくなること、満足することを優先します。
だから自分の関心があるところ、興味のあるものにのみこだわります。
アマチュアならそれでもいいと思います。
とことん好きなことにこだわることが出来るのがアマチュアの専売特許だからです。
もし売れなくても「好きな人だけが買ってくれればよい」とか「この良さをわからないのはお客のレベルが低いから」と、自分に都合よく言い聞かせて納得した気になることができるのです。
ところがプロはそうではありません。
お客様を満足させ、感動させることに徹底的にこだわります。
そのためにはポイントを絞り細部にわたり綿密に計算します。
これは上記で言うところの
アマチュアを潰れるお店、プロを伸びるお店
とすれば風俗経営にもあてはまるものではないでしょうか?
突き抜けるお店の共通点
- どんなプレイ内容にすればニーズがあるか
- どんな料金体系にすれば、利用しやすいか
- どんな写真なら見易く、且つ女性の魅力が伝わるか
- どんな紹介文なら女性像を想像しやすいか
- どんな接客応対をすれば満足してくれるのか
- 風俗初心者が不安に思うことを解消してあげられているか
自店の魅力やコンセプトをどうやって活かせば、お客様に喜んで頂けるかを第一に考えることが出来るのが伸びる風俗店の共通点といえます。
利用者を無視して、
●ただの陳列サイトになってはいませんか?
→ホームページは陳列棚ではなく発信源です!
→求められている情報を発信できてますか?
●ウィジェットだらけのサブサイトになってはいませんか?
→見にくいサイトは利用者からの信用を下げると同時に求人面でも稼げない印象を与えます。
→ランキングを上げる事が目的になって本来の集客するという目的忘れてませんか?
●その写真やプロフィールで女性の魅力伝わってますか?
→写真や紹介文に手を抜いた通販サイトなんて流行ると思いますか?
→デリヘルも通販サイトも実物を見ずに写真や紹介文で購入を決めるという意味では同じです。
●ごちゃごちゃしたホームページになっていませんか?
→利用者の立場に沿ったきちんとした導線の確保できてますか?
昨年より言い続けている最大のテーマ
「もし自分がお客様なら自店を利用しますか?」
利用するという方は「なぜですか?」
利用しないという方は「なぜですか?」
利用者の立場になって、もう一度自問自答してみてください。
そこにはきっと伸びるために必要なヒントがあるはずです。
そしてそれを見つけた時が「突き抜ける瞬間」の第一歩かもしれません。